派遣会社の担当が頼りない!変えてもらうことは可能なの?

派遣社員は、派遣会社に登録して派遣先で仕事をします。

派遣会社に登録すると、担当者がつくようになり、その方と一緒に職場探しを行います。

派遣社員にとっては非常に重要な位置にいる担当者ですが、「頼りない!」と思ったことのある人は少なくありません。

自分の人生を左右するくらい重要な位置にいる人なので、しっかりと丁寧な対応をしてくれる人がいいですよね。

では、頼りない担当者にあたってしまったときはどのように行動すればよいのでしょうか。

本記事では派遣会社の担当者が頼りない時の変更方法について解説します。

目次

担当者を変えてもらうには?まずは担当の決まり方を把握しよう

担当者を変えることは基本的に難しいと言われています。

派遣会社にも派遣先というお客さんからお金を貰うことによって商売が成り立っているわけですから、その派遣先の担当者が何度も変わることになってしまうと、派遣先としても「この会社は大丈夫だろうか」という不信感が出ますよね。

ですが派遣担当者の決まり方によっては、担当者を変更できる可能性が出てきます。

本稿では、担当者の決まり方について説明します。

派遣社員に対して担当者が決まるケースなら変えてもらえることも

こちらは、A社に行くときも、B社に行くときも担当者は同じAさんである、という場合のケースです。

派遣社員の行き先にかかわらず、同じ人が担当してくれているということですね。

この場合は派遣先の担当者としては固定の人がいない状態ですので、変更してもらえる可能性が高いです。

ずっと同じ担当者と行動を共にすることになるので、ある程度の考慮をしてもらえる傾向が高いのです。

もちろん「ただただ気が合わないから」というような漠然とした理由だと変更してもらえる可能性が低いので、理由に関してはしっかりと準備するようにしましょう。

派遣先に対して担当者が決まっていると仕事を変えないと厳しい

こちらは、A社に行くなら担当者Aさん、B社に行くなら担当者Bさんというケースです。

この場合は派遣先に対してずっと同じ人が担当しているので、派遣先との信頼関係も高くなっているでしょうし、仕事期間中での変更は難しいでしょう。

派遣会社も商売ですので、派遣先の印象を第一に考えることになってしまうからです。

ですがこの場合は仕事先を変更すれば担当者も変わりますので、我慢すればいずれは変更されます。

どうしても耐えられない!という場合は、派遣会社の相談窓口に報告してみてください。

先ほど述べた信頼関係という理由があるため変更は難しいかもしれませんが、改善に向けて動いてくれるでしょう。

担当者が嫌な理由は何?説得力のある理由を会社にぶつけてみよう

何となく気が合わないから、話が合わないからという理由では、どれだけ担当者を変更したいと思っていても変更は難しいです。

派遣会社も担当者の変更には労力がかかりますので、しっかりとした理由を用意しておかなければなりません。

理由を探していると「我慢できないほどではないな」と自分で思えるかもしれませんし、すぐに「変えたい!」と躍起になるのではなく、理由を考えるようにしてください。

本稿では、担当者を変えたい理由について、例と対策を説明します。

報連相が遅い担当者の場合は、改善するよう会社に訴えよう

例えば連絡が遅かったり、訪問頻度が少なかったり、フィードバックを受けってもらえなかったりと業務に支障が出るくらい報連相が遅い担当者であれば、その理由を会社に報告することは正当だと言えるでしょう。

担当者の変更が難しくても、改善指導を会社から行ってもらうくらいはできます。

派遣社員側から担当者は選べませんので、せめてその人が優秀な仕事を行うようにこちらから動くことも大切です。

普段の仕事に追加して担当者の事まで考えるのは大変ですが、長い期間一緒に仕事を探すことになりますので、積極的に発言するようにしてみてください。

派遣会社も優秀な派遣社員を育てることが大事だと考えているので、改善方法を提案してくれるでしょう。

パワハラは論外。

ほかの人に担当者について確認してみよう

担当者が暴言に近いようなパワハラ発言やセクハラ発言を行ってくる場合は論外です。

派遣会社もすぐに対応してくれるでしょう。

しかしパワハラはなかなか言い出せないことが多いですよね。

「これってパワハラかな?」と感じていても、我慢してしまう人だって多いはず。

そういう時は1度、ほかの人に確認することをお勧めします。

ほかの営業担当の人でも、相談窓口でも構いません。

その人が日常的にパワハラ発言を繰り返しているなら、ほかの場所からクレームが出ている可能性も少なくありません。

1人では会社が動いてくれないとしても、複数の場所からクレームが出ていると会社も動くようになります。

1人で戦うのではなく、いろいろな場所から情報を得るように行動してみてください。

どうしても変えられないと言われた場合の対処法は?

先ほども述べましたが、派遣の担当者を変更させることはよほどの理由でないと断られることが大半です。

でも自分としては何としてでも変更したい!という強い気持ちがありますよね。

せっかく自分が将来の目標を立てていても、担当者のせいでモチベーションが下がってしまう事だってあり得ます。

そのような場合はどのように行動すればよいのでしょうか。

本稿では、担当の変更ができないと言われた場合の対処法について説明します。

派遣会社は1つではない。

ほかの派遣会社にも目を向けよう。

担当者が変更できないと言われてしまったのであれば、ほかの派遣会社に移ることも検討に入れてみてください。

派遣会社は数多く存在し、登録に関しては無料で行えます。

派遣会社の中で培ってきた信頼関係や待遇などはリセットされてしまいますが、新しい派遣先でもしっかりと経験をアピールすることによって好条件の仕事を探してもらえる可能性が高くなります。

他にも派遣会社にはそれぞれ個性がありますので、研修制度や扱っている求人などもチェックしながら変更先を決めてみましょう。

規模が小さい派遣会社であれば、親身に相談に乗ってくれる担当者が多いことを強みにしている所も存在します。

環境を変えることは大変ですが、勇気を出して探すようにしてみてください。

担当者と話し合いをすることも忘れずに行おう。

担当者を変えてもらえないのであれば、担当者を改善することに力を入れるようにしてみてください。

担当者も多くの派遣社員を抱えていますので、自分では気づかないうちに疎かな言動をとっている可能性だってありえます。

ちゃんと相談して、悩みや改善点を打ち明けることによって対応が良くなるかもしれません。

先ほど述べた相談窓口への報告やクレームの前に、一度担当者に直接相談してみてください。

担当者と派遣社員は二人三脚で仕事を行っていきますので、きっと改善してくれるはずです。

もちろん、担当者が話し合いの機会を持たなかったり、パワハラなどのひどい発言をしたりする場合は他の人に相談するようにしてください。

まとめ

いかがでしょうか。

担当者の変更は基本的には難しいですが、しっかりとした理由があれば派遣会社も積極的に行動をとってくれます。

決して1人で抱え込まないように注意してください。

誰にも相談せずに抱え込んでしまうと、そのことでストレスが溜まってしまい、仕事に対しても影響が出てしまう事だってありえます。

基本的に派遣会社は派遣社員の味方です。

派遣社員がいることによって会社が成立していますので、しっかりとした対応をとってくれるでしょう。

他の人に悩みを打ち明けることは勇気のいる行動ですが、まずは自分が行動することによって周りを変えるようにしてみてください。

よりよい派遣社員生活を送れるよう、考えながら行動してみましょう。

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