紹介予定派遣の書類選考で自分をアピールするための4つのポイント

通常の派遣契約とは異なり、紹介予定派遣で働く場合には書類選考や面接などの選考が行われます。

紹介予定派遣は数か月後に派遣先で直接雇用になることが前提のため、かなり厳しく選考が行われるのです。

将来は正社員や契約社員になりたいと考えているのであれば、まずは紹介予定派遣の選考を突破しなければなりません。

紹介予定派遣の選考のファーストステップは書類選考です。

書類選考を通過するにはどんなことに注意し、どんなアピールをすればいいのでしょうか。

目次

紹介予定派遣の選考で一番の難関は「書類選考」

紹介予定派遣の仕事に応募する時は、履歴書と職務経歴書が必要になります。

書くのが面倒ではありますが、実は、紹介予定派遣に応募する時は履歴書や職務経歴書の作成に力を入れておくべきなのです。

直接雇用が前提とされる紹介予定派遣の仕事は非常に魅力的なため、通常の派遣よりも圧倒的に応募が殺到します。

多くの応募者全員と面接をするのは大変ですから、あらかじめ書類選考でふるいにかけられてしまいます。

面接まで進むことができれば倍率はぐっと下がりますから、なんとしても書類選考を通過する必要があります。

そのため、多くの応募者は履歴書や職務経歴書の作成に力をいれてきますので、書類選考は紹介予定派遣の選考で一番難関だと言われているのです。

履歴書と職務経歴書で自分を最大限にアピールしよう

人気の紹介予定派遣で多くの応募者の中から書類選考を通過するには、履歴書と職務経歴書の2つだけで自分を最大限アピールすることが大切です。

派遣先も直接雇用をする人を選ぶため、かなり慎重に書類を確認し選考を行います。

情報が不十分な履歴書や職務経歴書では、他の候補者に勝つことはできません。

文字だけで自分をアピールするのは苦手という人も多いようですが、出来ることはやっておくようにしましょう。

ただし、文字に色を付けたり、顔文字を使用するのは間違ったアピール方法となりますので注意してください。

1.読みやすい書類が大前提!わかりやすく経歴をまとめよう

履歴書や職務経歴書を作成する時に心がけるべきことは、読みやすい書類であることです。

長文だらけの文字で真っ黒になっている書類は、読みたくないと思ってしまう人が多いのです。

読んでもらえなければ、採用担当者への充分なアピールができないまま不合格とされてしまいます。

スッキリとした読みやすい書類にするためには、箇条書きにしたり、短い文章でまとめる工夫も大切です。

最もアピールしたいことがある場合はそれを前面に出し、アピールとして弱い部分についてはそっと添える程度に書くのも良い方法と言えます。

また、ダラダラと長文を書き続けるのはNGですが、空欄を作らないということも大切です。

病気や賞罰などの該当しない部分であっても「特になし」などの言葉は入れるようにしましょう。

2.経験や資格、スキルは漏れなく記入しよう

採用担当者が最も確認したい部分は、どのような経験をしてきたのか、どんなスキルを持っているのかということです。

企業によって求めている経験やスキルは様々ですが、その求めている部分にいかにアピールできるかが、紹介予定派遣の書類選考を突破するためのカギとなっています。

経験してきた業務やプロジェクト、自分のポジションなどは細かく丁寧に書くようにしましょう。

たくさんの転職経験がある方の中には、正社員での就業経験だけを書類に書く方がいらっしゃいます。

正社員以外で働いていた期間を書かなければブランクと判断されてしまい、経験が弱いと思われることもあるでしょう。

そのため、契約社員や派遣社員などの経験も書くようにしてください。

そして、どんなに短期間の経験だったとしても、アピールできることがあればきちんと書くようにしましょう。

3.志望動機は使いまわし厳禁!自分の言葉でまとめよう

仕事に応募する際に悩む方が多いことと言えば、志望動機ではないでしょうか。

履歴書には記載する欄がありますし、面接でもよく質問される項目です。

実際に働いたこともない企業に対して、どうしても働きたいという意思を伝えるのは難しいことですが、当たり障りない言葉を並べ、応募するごとに使いまわすようなことはやめましょう。

採用担当者はたくさんの書類を確認していますので、ありきたりな志望動機や、本に書かれたお手本のような志望動機では応募への熱意が感じられません。

うまく文章にまとめるのは難しいことですが、志望動機は自分の言葉で書き上げましょう。

お手本のような文章が作れなかったとしても、その熱意は採用担当者に伝わるはずです。

4.誤字脱字がないか、提出前に必ず確認しよう

履歴書や職務経歴書は誤字脱字が無いように作成することが大切です。

誤字脱字が多い書類は注意力不足と判断されるだけでなく、真剣に応募しているのかということすら疑われてしまいます。

書類作成が終わったからといって安心せず、必ず間違いが無いか確認するようにしましょう。

もし、誤字脱字を発見した場合には、とても面倒ではありますが、もう一度作成しなおすようにしてください。

また、誤字脱字と併せて気を付けておきたいことは、氏名や住所のフリガナです。

「フリガナ」と書かれている時にはカタカナで、「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで書くことが基本的なルールです。

名前や住所は大切な個人情報ですので、必ず採用担当者の目にふれる部分です。

間違いの無いよう、細心の注意を払いましょう。

まとめ

紹介予定派遣の応募倍率はかなり高いですが、諦めずに応募していけば書類選考を突破できるはずです。

もし書類選考で落ちてばかりなのであれば、自己アピールが不足している可能性が高いので、履歴書や職務経歴書の書き方を見直してみましょう。

書類選考を突破したら、次に待っているのは面接です。

書類選考の結果発表から面接までの期間は意外に短く、場合によっては翌日呼ばれることもあります。

慌てて面接に行くことにならないよう、書類選考を受けている段階から面接対策をはじめておくことが大切です。

無事に面接まで進んだ時には、履歴書や職務経歴書以上に自分をアピールしながらも、派遣先に対して失礼がないように気を付け、多くの紹介予定派遣希望者の中から仕事を勝ち取りましょう!

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