派遣の契約満了!次の仕事を見つける方法を徹底解説

有期での契約が終わりに近づくにつれて、「そろそろ次の仕事を探さないと…」と考える機会が増えますよね。

派遣社員は短期間で色々な職場で経験を積めるのが魅力ですが、仕事探しに関しては正社員より苦労がかかるでしょう。

そこで本稿では、契約満了後の仕事の探し方について徹底解説します。

これを読んで、次の職場をスムーズに見つけられるよう行動してみましょう!

目次

みんな次の仕事ってどうやって見つけているの?

派遣社員同士の知り合いって中々できづらいですよね。

それぞれ職場が違いますし、顔を合わせる機会も多くありません。

「皆どうやって次の職場を見つけているの?」と気になることはありませんか?

派遣社員と一口に言ってもそれぞれ目標が違うため、仕事の探し方も変わってきます。

ですが色々な探し方を知っておくことは悪いことではないですよね。

そこで本項では派遣社員の次の仕事の探し方について解説します。

派遣会社の担当者から次の派遣先の紹介を受ける

職場探しとして第一に考えられることが、派遣会社からの紹介です。

派遣会社も優秀な人材であれば色々なところで働いて経験を積んでほしいと考えますので、ちゃんと契約を守って働いてくれる派遣社員には次の仕事を紹介してくれます。

紹介の時期は契約満了の1か月~2週間前が多いです。

1件だけでなく複数の候補を提案してくれますので、自分の働きたい職場を選べます。

契約満了前に紹介してくれるので、仕事と仕事の空き時間が減って効率よく働く事ができますね。

ただし、自分に合っている仕事かどうかはしっかりと見定めるようにしてください。

仕事が無い期間を嫌がって早々に決めてしまい、新しい会社で上手く働けなかったとなると自分の評価にも関わってしまいます。

自分で探さなくていいので楽ではありますが、よく考えるようにしましょう。

派遣の求人サイトで自分の条件に合った仕事を探す

派遣会社からの紹介だけでなく、もちろん自分で条件の良い仕事を探すこともできます。

「新しい仕事にチャレンジしたい!」や「働いてみて、このような条件があればありがたい」と感じた時に、派遣会社からの紹介ではその希望を満たせない可能性が出てきます。

派遣社員のメリットである「自由な働き方を選択できる」という点を最大限活かすためにも、一度求人サイトに目を通すことをお勧めします。

もちろん自分で探すということで、次の仕事が決まる確率が紹介よりも下がってしまいます。

仕事が無い期間ができてしまう可能性もありますので、ご自身の生活環境や貯金などと照らし合わせて考えるようにしてください。

在職中から探し始めることをお勧めします。

派遣会社は複数登録することで、他の派遣会社から紹介があることも

「在職中でない派遣会社からの紹介」で仕事が決まったという方も少なくありませんので、派遣会社は複数登録しておくほうが良いでしょう。

派遣会社は数多く存在しますので、簡単に特徴を説明します。

大手派遣会社は案件数が多く、研修や資格講座が充実している所が多いです。

中小派遣会社は登録者が少ない分、担当者のフォローがしっかりしている傾向にあります。

職種特化型派遣会社は専門分野の求人に強く、未公開求人などで大手よりも充実している可能性が高いです。

それぞれに個性がありますので、1社だけにこだわらずに複数登録してみましょう。

登録自体は無料でできますし、自分の想像していない求人情報を貰えるかもしれません。

派遣社員として契約満了って自己都合退職なの?失業保険は?

契約満了してすぐに次の職場で働く場合はあまり気にならないかもしれませんが、少し時間を空けたいと考えている場合、退職方法というものは非常に重要です。

自己都合と会社都合では、失業保険の開始期間に大きな違いが生まれます。

もちろん会社都合の方が個人にとってメリットが大きいです。

そこで本項では、派遣社員の退職区分についてまとめます。

何度も会社を変更することになるので、知識として知っておきましょう。

基本的には会社都合になるが、条件を満たしていないと自己都合になる

派遣社員の契約満了は、基本的には会社都合での退職です。

ですが条件を満たしていない場合は自己都合になりますので、自己都合になる条件を確認していきましょう。

会社との契約満了時に、次の派遣先の紹介を希望せずに退職した時は自己都合として扱われます。

就職の機会があったにも関わらず、自分の意志で退職したと見なされてしまうので、自己都合となってしまうのです。

自己都合退職となってしまうと、失業保険の給付までに3か月間の制限期間が設けられます。

3カ月も期間が空いてしまうとかなり生活に支障がでますので、退職時には注意するようにしてください。

会社都合であっても、失業保険を貰うまでに最低1カ月かかる

「会社都合だからすぐに失業保険が貰える」という考えは少し違っています。

先ほども述べましたが、派遣会社の紹介を断ってしまうと自己都合退職という扱いになってしまいます。

ですがこのままだと「自分の希望する条件と違うから嫌だ」という場合も自己都合になってしまいますよね。

このケースを防ぐために、「1か月間就職活動をしても仕事が決まらなかった場合」は会社都合として失業保険を貰えます。

つまり最低でも1か月は就職活動を行っているという実績が必要となりますので、退職してすぐに貰えるわけでは無いと考えておきましょう。

今回は「契約満了時」の失業保険に関してですので、途中での契約打ち切りの場合に関しては含んでいません。

失業保険給付のタイミングは非常に重要ですので、自分の立場を確認したうえで退職するようにしましょう。

企業から更新のお願いをされたとき、うまく断るには?

「自分は新しい会社に行きたいけど、今の会社から更新をお願いされている」というケースは少なくありません。

そのような時の断り方に苦労している方も多いです。

なるべくスムーズに契約更新を止めることができればそれが一番ですよね。

強引に辞めてしまうと派遣会社からの評判が悪くなってしまうかもしれません。

そこで本項では、契約更新を上手く断る方法についてまとめました。

なるべくトラブルにならないような理由を考えよう

「今の会社の環境が悪くて絶対に嫌だ」と思っていても、中々それを口に出すことはためらわれますよね。

トラブルになっても嫌ですし、すんなり聞き入ってもらえそうな建前を考えておきましょう。

よく理由に挙げられるのは「新しい職種に挑戦したい」という内容です。

異業種への転職となれば今いる会社に止める方法はありませんので、スムーズに退職できます。

その際は「どういった職場に行くのか」を聞かれる可能性がありますので、あらかじめ考えておくようにしましょう。

また「正社員を目指す」という理由も効果的です。

企業は派遣社員として更新を望んでいるのですから、正社員になりたいという要望を叶えられません。

派遣会社によっては「紹介予定派遣」というものがありますので、それを利用したいと伝えることも効果的でしょう。

企業の引き止めが強くても、きっぱり断る意思が大事

企業によっては非常に引き止めが強い会社も存在します。

このような会社に弱気な気持ちで臨んでしまうと気が付いたら契約を更新してしまった…となる可能性が出てきます。

そうならないためにも、「絶対に断る!」という意思は持つようにしてください。

先ほどのトラブルにならないような理由も効果的ですが、正直に「こういう所が嫌だ」と言って辞めるのも一つの手でしょう。

引き止めが強いような会社は派遣会社からも良く思われていないので、多少のトラブルが起きても考慮してくれます。

意志を強く持つことは難しいかもしれませんが、自分の将来が一番大事です。

自分の将来を考えて行動できるようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

契約満了という制度は派遣社員や契約社員でないと経験することが少ないので、中々相談できる人がいないかと思われます。

次の職場の探し方、契約の断り方なども知っておけば自分にとってプラスになりますので、この記事を読んで少しでも知識が増えたなら幸いです。

派遣社員はワークライフバランスの満足度が高いので、使える制度は存分に使って、ご自身の生活をより良いものにしてください。

また次の仕事を見つける上で、自分の経験やスキルは非常に重要になってきますので、日々の仕事から自分の成長を実感できるような働き方を目指しましょう!

目次
閉じる