シチュエーション別!バイトに行きたくない時の対処法を解説!

アルバイトをしている人ならば、一度は「バイト行きたくないな…」と考える日があると思います。

ネットの質問・お悩み投稿サイトを見ても「バイトに行きたくない…」といった類の悩みが多く見られます。このように、多くの人がバイトに行きたくない日の対処法に頭を抱えているようですね。

バイトに行きたくない理由は様々ありますが、行きたくないと思ってしまう原因を知れば、対策を取ることで行きたくないと思う要素が取り除かれ、よりよいバイト生活を送ることが出来ます。

そこで本記事では、バイトに行きたくないと思ってしまう状況と原因、そしてそれぞれの対策法を解説していきたいと思います!

目次

緊張と不安でバイト初日だけど行きたくない…

バイトに行きたくなくなる最初の壁として挙げられるのが「バイト初日」です。バイト初日の不安や緊張、恐怖の気持ちは想像以上に大きく膨らむものです。

この気持ちの原因は「分からないものに対する漠然とした不安と恐怖」が正体です。バイトを始めるまでは職場の仲間にどんな人がいるかも分からないし、どんな仕事をするのかも分からない状況です。そんな状況では心に非常にストレスがかかり、自然と思考はマイナスの方向へ流れていきます。

「もし怒られたらどうしよう…」とか「もしバイト仲間と仲良くなれなかったらどうしよう…」と考える気持ちはわかります。しかし、この問題は実際に勤務を開始しないと分からないので解決のしようがありません。

この状態を脱するためには、とにかくマイナス思考から抜け出せることが大事です!

バイト初日に達成したい簡単な目標を立ててみよう!

バイト初日を迎える前のマイナス思考から抜け出すためには、行きたくない原因である「漠然とした不安」から気を逸らす必要があります。そのための方法として、バイト初日を迎える前に「達成したい目標」を立ててみましょう。

自分でやるべきことを具体的に設定していくことで、「何も分からないから不安」という気持ちが「初日はこれを達成できればOK!」というポジティブな気持ちに切り替えることが出来ます。

特にバイト初日は「元気な声出しをする」や「職場の人にしっかり挨拶する」といった大切だけど簡単に達成できる目標が良いでしょう。この目標を頭において心構えを作るだけでもモチベーションはかなり高くなりますのでおすすめですよ!

ちゃんと仕事出来るかプレッシャーでバイト二日目が憂鬱…

バイト初日を乗り越えるといくらか緊張や不安がほぐれますが、二日目からは本格的に働き始めることが多いです。すると今度は「教えられた仕事をちゃんと出来るか」というプレッシャーでバイトに行きたくなくなります。

一度教えてもらったことが出来なければ怒られることもあります。職場の人に怒られるのは良いのですが、特に接客などの仕事では失敗するとお客様に怒られてしまうこともあります。そういう事を考えてしまうとプレッシャーを感じてしまいますよね。

バイトに入りたての頃のミスは誰にでも起こるので仕方のないことですが、出来ることなら怒られるようなことはしたくないものです。二日目のバイトを乗り切るためにもプレッシャーを事前に出来るだけ取り除くようにしましょう。

指示を忠実に実行することをバイト二日目の目標にする

バイト初日の乗り切り方で説明した「達成したい目標を決めること」はバイト二日目にも有効です。勤務先もまだ勤務二日目のバイトに難しいことを求めてはいません。まずは習ったことをしっかり実行してほしいと思っています。

なので、二日目は「言われた指示をきちんと実行する」ということを目標に設定しましょう。こうすることでこの目標を達成するためにすべきことが分かります。例えば、初日に言われたことをメモにまとめるなどですね。

このように事前準備をしておくことで漠然とした不安からも気を逸らせますし、実際に仕事へのプレッシャーを軽減する一つの要素となります。初日より少し具体的な目標と事前準備が二日目を乗り切るコツです!

「ミスはするもの」と開き直り、分からないことは素直に言う

やってはいけないのは不安やプレッシャーのあまり仕事を積極的に行わない、そして怒られるのが怖いから不明点について質問をしないことです。これらの行動は職場の人たちからの評価を下げてしまい、今後のバイトに支障をきたします。

「新人だから失敗してもしょうがない」と開き直るくらいの気持ちでバイトに臨んだ方がかえっていい結果になります。お店側も新人の失敗は想定していますし、サポートする体制はしっかり整えています。分からないことは、初日に学んだことでも素直に頭を下げて質問しましょう。

怒られるかもしれませんが、働きぶりで取り返せば問題ありません。怒られる覚悟を事前に作っておけば気分の落ち込みも少なくなりますよ。

仕事でミスしてしまって次バイトに行くのが怖い…

バイトを続けていれば一度は仕事でミスしてしまうことがあります。職場の人や同僚に迷惑をかけてしまったら次回バイトに入るのが怖くなってしまうのは多くの人が経験しています。特に後輩や同僚と比較されて叱られたり、お客様から叱責されたりすると「自分は駄目だ…」と落ち込んでなかなか立ち直れなくなります。

ミスした後は、変に引きずって悪影響が出てしまうよりも気持ちを切り替えて失敗を取り戻すように動いていくのが理想です。そのためにはどのような事を行うべきでしょうか?

まずは迷惑をかけた方に誠意をもって前向きに謝罪をしよう

ミスした時にまずやるべきことは「謝罪」です。誠意をもって謝ることで多くの場合は許してもらえます。怖くてもちゃんと迷惑かけた方には謝罪をして回りましょう。加えて、「同じミスを繰り返さないためにもう一度ミスした部分を教えて頂けませんか?」と前向きな姿勢を見せましょう。

叱る側の気持ちとして、「ちゃんと仕事が出来るようになってほしい」という思いを込めて叱ります。なので、落ち込んでいる姿を見せるよりも次に向かって頑張る前向きな姿勢を見せてくれた方が気持ち的にも非常に嬉しいです。

教えてもらうことで自分の仕事スキルの向上も出来ますので、ぜひ謝罪の時には前向きな一言を添えてやる気のある姿勢を見せてくださいね。

自分のミスを客観視して分析し、次の目標を決める

ミスで落ち込みやすい人は、過去の失敗にこだわりすぎたり自分と他人を比較したりする傾向があります。

このような方は「自分がダメだから…」と自分の性格や能力のせいにしてしまいます。結果、具体的な解決法が見つからずにミスを引きずってしまいます。

ずっとミスを引きずるより、失敗を「教訓」に変えて消化してしまうことで気持ちの切り替えが出来ます。そのために重要になるのが自身を客観的に分析出来る「客観視」です。

ミスの原因を具体的に洗い出し、どのように対策していくか分析を行うことでミスから教訓を得ることが出来ます。その教訓を守れば今後同じミスは発生しないはずです。あとは今後の目標に得た教訓を盛り込んで実践すれば、ミスのことを気にする必要はなくなります。

毎回のように怒られるのが辛くて行きたくない…

よっぽどブラックな環境でない限り、怒られるのにはちゃんとした理由があります。基本的に怒られるのはミスが原因であることがほとんどです。

バイトに行きたくない人の中に「毎回のように怒られるのが辛くて行きたくない」と悩む人もいらっしゃいます。そのような場合はもしかしたら自身のバイト中の立ち振る舞いに怒られる要因が隠されているかもしれません。

実は、よく怒られる人にはいくつかの特徴があります。以下にバイトで怒られる人の特徴とその対処法について紹介していきます!

よく怒られる人の特徴その1:指示を守らない

これに関しては怒られて当然と言えますね。仕事にはトラブル防止やスムーズに仕事を行うための様々な指示があります。

給料は仕事の対価としてもらうものですので、自分に任せられた仕事はきちんと果たさなければなりません。そして、仕事に関する指示はもちろんしっかり守らないと仕事を果たせたことにはならないので怒られる原因となります。

まずは「どうしたら指示を守れるか」をしっかり考えましょう。なぜ自分が指示を守らない行動をとってしまうのか自分に問いかけます。考えた時に不満や悩みが出てくるのであれば、しっかり上司に伝えましょう。

しっかり上司と相談することで解決策が生まれることもあります。また、その不満が解消されないのであれば辞めるという選択肢を考えても良いでしょう。

よく怒られる人の特徴その2:指示が理解できていない

仕事でよく怒られる人は、上司から言われたことの意図をうまく汲み取れず、指示とは全然違う作業をしてしまうということがよくあります。例えば、Aの指示を行ったのにその指示を誤解してBをしてしまったりするのです。

たとえ本人に悪気はなくても相手の認識と自分の認識にズレがあると、結果として求められた仕事が出来ていないことになりますので、怒られる原因となります。

対策としては、指示を実行する前に自分の理解している仕事内容を改めて上司に伝えて間違いがないか確認しましょう。食い違いがある場合はその時点で修正してもらえるのでミス防止になります。また、上司の指示が曖昧な場合は質問をして詳しく把握するようにしましょう。

よく怒られる人の特徴その3:同じミスを繰り返してしまう

初めてのミスはだいたい「次からは気をつけてね」程度の注意で済みますが、それが二回、三回と続くと評価が下がり、指示した人の怒りもだんだん増幅していきます。

何度も同じ指導を受けると「やる気がない」と思われるようになり、たまったストレスをぶつけるように厳しく叱責されることも多々あります。怒る側からすると同じことを何回も言うことはエネルギーと時間の無駄使いでしかないので怒る気持ちもわかりますよね。

同じミスを繰り返してしまう人は、仕事の手順や確認方法などの改善を行う必要があります。ミスをしていない先輩や同僚などに相談して、方法を真似たり改善したりしていくことでだんだんとミスを減らすことが出来るでしょう。

バイト先の人間関係が悪くて行きたくない…

バイトに限らず仕事に行きたくない理由として非常に多いのが「人間関係の悪化」です。

苦手な人や嫌いな人がいる職場は、その場にいるだけでストレスがかかるのでバイトに行くのがとても憂鬱になります。特にバイトは職場の中でも立場が弱く、さらにはバイト内でも勤務年数でヒエラルキーが生まれやすいです。そのため、社員から悪口を言われたり先輩に偉そうに指示されたりしてもなかなか言い返せません。

みんな仲良く働くことが出来れば良いのですが、世の中には色んな人間がいますので性格的に合わない人も出てきます。そのような人がいる環境ではどうやってバイトを乗り切って行けばよいのでしょうか?

バイトのシフトを苦手な人と被らないようにする

学生バイトは基本的にシフト制で、ある程度自分の希望に合わせて働くことが出来ます。なので、シフトの希望を出す際に嫌いな人と被らないような曜日や時間帯を選んで、直接会う機会を少なくしてしまうという方法があります。

直接会う機会を減らしてしまえばイライラする機会もなくなり、良好な精神状態でバイトに打ち込むことが出来ます。

勤務表の傾向などをチェックしておくと嫌いな人とバイトが被らないように調整しやすいです。また、バイトシフト担当や職場のマネージャーなどが仲の良い人であれば事情を話してお願いをしておくのも良いかもしれませんね。

場合によっては働く場所や仕事の種類を変えてもらうよう相談するという手段もあります。

相手に興味を持ち、自分から歩み寄ってみる

出来ることなら仲良くなりたいと感じているならば、勇気をもって自分から歩み寄ってみることが大事です。

相手に悪いイメージを持つきっかけは、相手に対する誤解であることが多々あります。外見や話し方など、ちょっとしたきっかけで悪いイメージを固めてしまい、そこからだんだんと関係が悪化していきます。

勇気をもって話しかけてみることで、誤解が解けたりすることもあります。まずは相手に興味を持つことから始めてみましょう。

色々頑張った結果「やっぱり苦手だ」ということであれば、仲良くなることをあきらめるのも一つの手です。そもそもバイトは働きに来ているので無理に仲良くなる必要はないということを心の中に留めておきましょう。

番外編:バイト先の飲み会が嫌で行きたくない…

番外編として、バイトの仕事とは種類が違いますが、「飲み会に行きたくない…」という悩みを持つ人もたくさんいます。

「バイト後にみんなで飲み会する」というシチュエーションは特に大学生の多いバイト先ではよくあります。バイト仲間や上司との親睦を深めるために飲み会は大切ですが、気が乗らない時も多いですよね。しかし、後々の人間関係などを考えるとなかなか断りづらいものです。

解決法としては「しっかり断る」こと以外にないのですが、伝え方を間違ってしまうとバイト仲間の印象が悪くなりますので断り方には注意が必要です。

納得できる理由とお詫びをしっかり伝えよう

ただ「行きたくない」と伝えるだけだと印象が悪く、今後の付き合いやバイトでの雰囲気に悪影響を及ぼします。なので、誘ってくれた方が納得できるような理由をつけて断りましょう。

翌日に大事な用事がある、学校の課題が終わっていないといった具体的な理由があると良いですね。もちろん「せっかく誘って頂いて申し訳ないのですが…」というお詫びの気持ちもお伝えしましょう。

一番やってはいけないのは「行けたら行く」という曖昧な返事をして行かないということです。会場や幹事に迷惑がかかりますので、多少言いにくくてもしっかり伝えましょう。

場合によっては、飲み会の最初だけ参加して早めに退出するという方法も印象が悪くならず有効です!

バイトに行こうと思える心構えや環境づくりが大事!

いかがでしたでしょうか?バイトに行きたくないという気持ちは誰にでも起こるものです。バイトだけではなく、社会に出て働く会社員も同じです。

ですが、「行きたくないから休ませてください」という言い訳は当然ながら許されることではありません。

辛い気持ちを抱えたままバイトに向かうよりも前向きな気持ちでバイトに向かった方が良いですよね?そのためには状況に合わせた不安な気持ちの取り除き方や対処法を知っておくことが大事です。

状況に合わせた対処法を知っておくことは将来社会人として会社で働き始めた時にも必ず役に立ちます。バイトはそのための社会勉強でもありますので、学生のうちに前向きに仕事に打ち込める術を身につけておきましょう。

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