治験バイトは危険?報酬をもらい社会貢献できる治験を理解する!

「治験バイト」と聞いて、あなたはどのようなイメージを持ちますか?「新薬の実験台として使われるの?」、「怪しい薬を投与されて後遺症とか副作用とか危険じゃない?」等、マイナスのイメージが先行してしまう方が多いですよね?

しかし、「高額報酬」と聞くと興味を持たれる方も多いと思います!今回は、そんな治験について詳しく紹介していきますね。治験について正しく理解したうえで高額報酬が見込める治験バイトを検討していきましょう。

目次

そもそも治験って一般のアルバイトと同じなの?

「治験」はアルバイトではなく、「ボランティア」という扱いになるんです。簡単に言うと「新薬を世に出すための協力者」ということで、一般的には「治験ボランティア」と呼ばれているんですね。しかし、治験は協力することにより負担軽減額や協力費という形でお金がもらえる「有償ボランティア」であり、案件によっては高額報酬が得られるものもあるため、治験をバイト感覚で行っている人が多く、「治験バイト」と呼ばれているようですね。

治験は社会貢献の高いボランティアプログラム!

まず「治験」について説明していきますね。あなたは、怪我や病気をしたときに薬を使用したことはもちろんありますよね?これらの薬は、厚生労働省から許可を得て初めて販売され私たちが使用することになります。

厚生労働省は、開発段階の薬の有効性や安全性の調査データを確認することによって許可を出しているんですよ!まず新薬が開発されたら、動物による有効性と安全性の試験を行い、効果と安全性が確認できた後に、ヒトに対しても同様の確認をしていきます。この薬剤の安全性や有効性の調査を人で検証することを「治験」というんですよ!つまり、新薬が世に出るための検証作業が治験であり、その協力者が「治験バイト」というわけですね!

人のためになる新薬を世に出すことはまさに社会貢献度の高いボランティアプログラムといえますよね!

治験バイトは危険じゃないの?後遺症や副作用等のリスクはあるの?

治験バイトに興味を持っていても、やってみようという一歩踏み出せない一番の理由がこの「危険性」についてですよね。確かに健康体の人が訳の分からない薬を飲まされると聞いて危険性を疑わない人はいないですよね。

日本における治験の安全性、そして後遺症や副作用の危険性、そして自分では危険性が判断できない場合の解決方法等、「治験は危険かどうか?」を解説していきますね。結論から言うと、日本における治験の安全性は非常に高いですよ!

日本の治験は安全!正しく理解すれば治験は快適

日本で行われている治験の内容を確認すると、日本の治験はとても安全であることがわかるはずです。日本で行われる治験のほとんどが既に他国で治験を実施した薬であること、そして既に市販されている薬のジェネリック薬であること、新薬が市販される直前の最終試験であること、この3種類のいずれかなんです。

市販の薬を試すのとほぼ変わりない内容のうえに、偽薬を飲む担当になる可能性もあるので、必ず試験薬を飲むわけはないんですね。あまり医療関係に詳しくない人でも、危険性が少ないということは、お分かりいただけましたよね。

ただ、こういた事実が一般的に認知されていないため、必要な被験者数に対して希望者が少ないため、高額の協力費が支払われているという状況なんですね。今後治験について多くの人々の理解が深まれば、治験の協力費は大幅に下がってしまうかもしれませんね。治験入院の現状は様々な制約はあったりしますが、「3食、昼寝、掃除、洗濯、そして高額報酬付き」なんですよ!

副作用や後遺症等のリスクは事前に説明がある

治験を申し込むと、まずは健康状態のチェックをするために事前検診が行われるんですが、そこで、治験対象薬や治験入院の詳細について、充分すぎるほどしっかりした説明が受けられるんですよ!実施する治験で飲む(または貼る、塗る等)ことになる治験対象薬について、それはそれは詳しく説明してくれるんですよ。

薬の開発元・薬の効能・これまでの治験歴・副作用の発生率・症状の詳細等書面でデータとともに詳しく提供されるので、それでも心配や不安が解消できなければ、辞めても問題はありませんよ。治験から離脱できる権利は参加者が持っているんですから。同意書にも万が一副作用や後遺症などの異変が起こった場合は、きちんと保証される旨の説明もされるはずですので、それを確認したうえで同意するといった流れになりますね。

危険性を自分で判断できない場合は身近な医療関係者に相談する

様々な詳しい説明を受けても「自分には、薬や医療に関する知識があまりないので、不安がまだ解消されない!」という方もいますよね!そんなときは、行きつけの町医者や主治医の先生などの身近な医療関係者に相談してみることをお勧めします。親しみがあり自分の信じている先生に相談すれば、本当のことを教えてくれるはずですし安心ですよね。

そもそも、一般的に医療関係者以外の方に、豊富な医療知識を持っていること自体珍しいことですよね。納得できるまで信頼できる人に確認し、少しでも不安が解消できれば、「満を持して」治験バイトに望めますよね!

また、たとえ治験バイト中であっても、理由を問わず途中で退院することが認められているんですよ。少しでも不安があればいつでも辞められるという点も、気持ちは少し楽になりますよね!

治験バイトをはじめるときに気を付けることって何?

はじめての治験バイトは、色々とわからないことが多いですよね。治験バイトをはじめるうえで、これだけは押さえておきたいというポイントを紹介していきますね。信頼できる治験センターの選び方や治験をするうえで気を付けるべき点や食事や運動の制限等を確認していきましょうね。

治験バイトは、人によっては「快適なバイトだ!」と感じる人もいれば、「制限が窮屈で耐えられない!」と感じる人もいるようですよ。自分に向いているかどうかもしっかりとチェックしていきましょうね。

リスクや詐欺を防ぐため信頼できる治験センターを選ぶ

治験バイトは、「治験サイト」に登録して募集されている治験バイトの案件を探していく流れになります。一般的な人材派遣会社への登録のようなものですね。

治験サイトは多数ありますが、しっかりとしたサポート体制で安心できるサイトもあれば、数万円の登録料を要求してくる悪質な治験サイトまでさまざまです。治験は自分の身を預けるわけですから、絶対に信頼できるサイトを選びたいですよね?

信頼できる治験サイトを選ぶ大きなポイントとしては、「定期的に説明会が開催される等、理解しずらいことや不安なことが解決できる仕組みを持っていること」や「治験実績が豊富であること」、そして「登録料等の負担額が適正であること」等が挙げられますね。

治験前には運動や食事が制限される場合がある

治験前には、事前検診や本入院のために喫煙や飲酒禁止、脂の多いもの禁止、サプリメント禁止、激しい運動禁止等、食事や運動面で様々な制限がありますよ。なるべく体への負担を抑えることによって、正確な検査を行うという意味では当然のことなのかもしれませんね。

しかし、入院1週間前からは、脂っこい焼き肉やラーメンが食べられないなどの制限がかかるため、脂っこいもの好きの方は少し辛いかもしれませんね。また、治験本番中は禁酒・禁煙はもちろんですし、全ての参加者に同じ量の食事が出るので、普段たくさん食べる方にとっては、少し量が物足りない場合があるかもしれません。

報酬ももらえるうえに食事も適量に制限できてダイエットや健康的な生活のきっかけになると考えれば、良い機会だと思って耐えられますよね!

治験後に休養期間があり連続した治験バイトはできない

「治験で継続的にがっつり稼いでやろう!」と意気込んでいる方もいると思いますが、実は、一つの治験と治験の間は、間隔を空けないといけない決まりになっていて、継続して治験を行うことはできないんですよ!

使用する薬によっても異なりますが、だいたい1ヶ月から3ヶ月ほどの間隔を空ける必要が出てくるんです。間隔を空ける必要がある理由は、治験で使用した薬がまだ体の中に残っているため次に使用する薬の正確な情報が得られないという点やもし副作用が出た場合に正確に副作用について把握出来ないという点、そして薬を使い続けると体に悪影響を及ぼす危険性があるという点ですね。

「こっそり間隔開けずに治験しちゃってもバレないんじゃない?」と思われますが、個人の治験を行った情報はしっかりと管理されていて必ずバレるようになっています。また、間隔を空けずに治験に参加した場合、次回から治験参加ができなくなる可能性もありますので、指示に基づきしっかりと間隔をあけて治験に参加することが重要ですね。

まとめ

治験に関する様々なことについて紹介してきましたが、治験に関する理解が深まり治験に関する不安も少し解消されたのではないでしょうか?治験はほぼ安全であり報酬ももらえることはもちろんですが、何と言っても新薬を世に出すための「立派な社会貢献」だということが、自分自身のモチベーションも上がりますよね。

治験に関する理解を深めて治験を行っている前後での食事や運動があることを把握でき、「食事や運動制限自分にとって苦ではないな!」と思った方は、早速治験サイトに登録し治験バイトの案件を探して実際にやってみましょう!自分は治験の食事や運動制限に耐えられるという気持ちを持っているのであれば、やらないなんてもったいないですよ!

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